京阪特急プレミアムカー 2
淀屋橋から出町柳まで京阪特急8000系プレミアムカーに試乗したあと、
http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1962300595&owner_id=11914613
再び京阪特急に乗ります。
出町柳駅にもプレミアムカー券うりばがあります。
しかし、今回はプレミアムカーうりばでは買いません。
iPadより「プレミアムカークラブ」のサイトで
メールアドレスとパスワードを打ち込み
ログイン!
日時と区間を選択すると
該当列車が時間順に出てきます。
列車を選択すると、人数を選択できます。
1人の場合は、窓側通路側の選択、そして
座席表を見て、「この席!!」と希望することも可能で、出町柳駅のホームで押さえました。
そして車内に入った瞬間…
先程決済した画面が消えたのです!
それは、その理由として考えられるのは
KEIHAN Free Wi-Fi を拾ってしまい、画面が変わった、と思われます。
アテンダントさんに尋ねると、アテンダント用iPadが出てきて、「メールアドレス又は電話番号」と「生年月日」を入力してください、とのこと。
すると、私の名前と、つい先程出町柳駅のホームでiPadで押さえた、列車番号、区間、座席番号が表示され
「(このお名前で登録の方で)お間違えないですか?こちらの席では登録されています。ではごゆっくりどうぞ。」
昼前の出町柳発は空いていました。
この間に車内を見る続きです。
足元証明は、ホテルや映画館を彷彿させます。
空気清浄機は京阪のお膝元、守口門真のPanasonicのナノイー
続いて座席。
大阪側の先端部の1人掛座席である、14C
テーブルは壁からでも肘置きでもなく、車体側面から引き出します。
もちろんコンセントがついています。
カーテンはロール式です。
大阪側の先端部の2人掛け座席の14Aと14B。
真正面が壁になるからか、京阪をイメージしたデザインが飾られています。
14Aのテーブルは、1人掛けの14Cと同じく、壁から引き出しますが、14Bのテーブルはどこでしょう?
実は、肘掛けからテーブルが出てくるのです。
気付いた時は、写真を撮り損ねてました………
扉は手で開けることができます。
8000系は貫通扉のレバーを握ればドアが開く、バブル期の設計ですが、このプレミアムカーと一般車両との間との扉は、このレバーの電気を切っているのか、非常に扉が重い。
一般車両からプレミアムカーへの立ち入りを防いでいるためかと思われます。
しかし、間違ってプレミアムカーの列に並んでしまう一般車両の客もいるわけで、そういう客を、6号車プレミアムカーから5号車への流すのです。
6号車プレミアムカーの乗降扉と5号車との連結部の座席は4席(1A、1B、2A、2B)で、4人で押さえればセミコンパートメントの様な雰囲気ですが、実は、通り抜け客が非常に多くて忙しない、というのです。
車内で写真を撮りまくっていたら、「雑誌もあります、お読みになりますか?」と、半ば「Twitterで宣伝よろしく!」みたいな感じになったので、載せておきます。
かさばるので「袋が欲しい」と頼むと
デザインが800系と9000系。なかなかマニアックだ。
京阪特急は日中は、樟葉で準急と接続するダイヤになっているのですが、プレミアムカーに乗れば、競馬に負けてヤケッパチの軍団から逃げられる可能性が非常に高いとも言えます。
何しろ、プレミアムカーのアテンダントは全日空(ANA)で研修を受けた方々、機内で暴れる人々を取り押さえるには長けています。
淀屋橋に着くと、プレミアムカーは座席を自動回転させました。
ちなみに京阪特急でプレミアムカーがつないでいるのは8000系のみ。
毎時6本(10分間隔)の京阪特急のうち、8000系で運用は4本。
残り2本は新3000系などの車両です。
そこで駅の時刻表には
プレミアムカー連結の列車だけ、別枠になっています。
驚いたのは、南海や近鉄ではおなじみの、特急研系発券機という方ものがホーム上にはありません。
プレミアムカー系を買わずに改札口を潜った場合、例えば伏見稲荷駅のように特急が止まらない駅や、宇治駅のように支線からの場合は
「一か八かプレミアムカーに乗り込み、アテンダントからプレミアムカー券を買う。」
の二択です。
後者の場合は、アテンダントに頼むと、業務員用iPad(のようなもの)で空席状況を確認し、空席があれば、その席を業務員用パスワードを使って座席を売る、というような手順をしていました。
続く
■「すごく快適」「アテンダントかっこいい」 京阪プレミアムカー、初日から大反響
(Jタウンネット - 08月22日 11:11)